大規模修繕はストレスが溜まる!ストレスになる原因と溜めない方法

大規模修繕のストレスがた溜まる部分の原因を解説

大規模修繕のストレスがた溜まる部分の原因を解説

マンションで行われる大規模修繕工事は、「想像以上にストレスが溜まる」というコメントが数多くあります。

大規模修繕では主に共用部分で修繕工事を行いますが、居住者の方が普通に生活している中で行われます。
そのため、居住者の方は何かとストレスが溜まってしまうのです。

大規模修繕も工事なので、一般的な工事と同じように騒音や振動・臭いが発生するなど、居住者の方にさまざまな負担がかかってしまいます。

そこでこの記事では、マンション大規模修繕でストレスが溜まる原因と、そのストレスを溜めないようにする方法をご紹介していきます。
これからマンションで大規模修繕工事が予定されている方は、今後の参考に是非ご覧ください。

このページの目次

1.マンション大規模修繕で「ストレス」を感じる原因とは?

マンション大規模修繕で「ストレス」を感じる原因とは?

マンションなどの建物は、太陽の紫外線や雨風・台風・地震などの、自然災害の影響による経年劣化は避けられません。
外壁や屋上などの外部はもちろん、内部に関しても塗装の剥がれや、鉄部の錆などの劣化が進んでいきます。

そこで、マンションで実施されるのが大規模修繕工事です。
一般的な分譲マンションでは「長期修繕計画」の中で大規模修繕が計画されますが、工事を実施する目安は「12年周期」といわれています。もちろん、必ずしも12年周期で実施しなければならないワケではありませんが、多くのマンションを平均すると12年~15年の周期で大規模修繕工事が実施されています。

その大規模修繕は主に、共用部分に発生した劣化や不具合の修繕工事を行いますが、特徴は回を重ねるごとに工事範囲が広くなっていきます。一般的な工事範囲は以下のようになります。

マンション大規模修繕の工事範囲

・外壁:下地コンクリート補修工事・タイル補修・貼り替え工事・塗装工事
・屋上:防水層の改修工事
・共用部廊下、階段、バルコニー・ベランダ:防水改修および塗装工事
・鉄部:錆(さび)部や塗装剥離部の塗装工事
・設備関係:電気・給排水・消防などの設備関係工事

このように、マンション大規模修繕は建物全体が工事範囲になるため、居住者の方にさまざまな不便が生じてきます。さらに、居住者の方が普段の生活をしている中でこのような工事が行われるため、何かとストレスが溜まってしまうのです。

人によってストレスの感じ方は異なりますが、大規模修繕工事で居住者の方がストレスを感じる主な原因をピックアップして、ストレス指数と合わせてご紹介していきます。もちろん、★の数が多いものほどストレスを感じる方は多くなります。

1-1. 一番はやはり「騒音・振動」 ストレス指数:★★★★☆

マンション大規模修繕工事に限らずどんな工事でも、ストレスが溜まる原因の一番は「騒音・振動」です。

特に「騒音」は、工事を実施する関係上どうしても発生してしまいます。
工事を行う施工業者でも、防音シートを張ったり音を軽減する機器を使ったりなどの騒音対策は実施しますが、それでも騒音が発生してしまいます。

大規模修繕の工事期間中、ずっと騒音・振動が発生する工事を行うワケではありません。 しかし、ストレスを感じる騒音・振動が発生する工事が度々あり、主に以下の工事が挙げられます。

マンション大規模修繕で「騒音・振動」が発生する工事

・足場工事:足場の組立・解体時の金属音・穿孔ドリル使用時の騒音・振動など
・外壁改修工事:下地コンクリート補修時の騒音・振動・タイル貼替時のカッター音など
・洗浄工事:高圧洗浄機のエンジン音

このような工事で大きな騒音・振動が発生し、特にコンクリートを削るときのドリル音と振動、タイルを剥がすときのカッター音はかなり大きな騒音が発生するため、工事が長く続けばストレスが溜まってしまいます。

1-2. 塗料や防水などの工事の際の「臭い」 ストレス指数:★★★☆☆

次にストレスが溜まる原因は「臭い」ですが、主に防水工事と塗装工事を実施するときは注意が必要になります。

塗装工事で使われる塗料から発するシンナー臭はもちろん、防水工事で使われる防水材からも独特の臭いが発生します。
防水および塗装工事が行われている期間中は、窓が開けられないのはもちろん、窓を開けていなくても臭いが部屋に入ってくることがあります。

臭いの感じ方も音と同じように人によって異なりますが、臭いに敏感な方や喘息などを患っている方は、かなりのストレスを感じるのではないでしょうか。

1-3. バルコニーの私物や網戸などの「片付け&保管」 ストレス指数:★★☆☆☆

大規模修繕工事の工事範囲に各部屋のバルコニー・ベランダが含まれている場合、工事を実施する前にバルコニー内に置かれてある私物を片付けるとともに、窓に設置された網戸を取り外さなければなりません。

なぜ私物の片付けや網戸の取り外しが必要なのか?については、単純に工事の邪魔になるからです。
バルコニー・ベランダを個人の専有部分だと考える方もいますが、バルコニー・ベランダは「個人利用が認められた共用部分」になるため、置かれてある私物の片付け、および網戸の取り外しが必要になるのです。

片付けや網戸の取り外しが面倒なのはもちろん、ストレスを感じる原因は保管場所にあります。
私物や網戸は基本的に部屋の中で保管する必要があるため、部屋のスペースに余裕がなければ邪魔になってしまいます。工事期間中だけトランクルームを借りるなどの対応もできますが、費用が発生するためストレスを感じるのではないでしょうか。

1-4. 足場を設置することによる「人の気配とプライバシー侵害」 ストレス指数:★★☆☆☆

大規模修繕工事では外壁改修などを行う関係上、基本的に建物の周囲に足場を設置します。

足場の組立・解体時の騒音はもちろん、工事期間中はその足場の上で作業員が工事を行うため、工事の時間帯は常に人の気配がします。また作業員は、必然的に部屋の中が見える状態になるため、プライバシー侵害といったトラブルが発生してしまいます。

こちらも人によっては気にならないという方もいますが、自分の部屋の近くで工事が行われるときはストレスを感じることがあります。

基本的に工事の時間帯はカーテンを閉めるよう周知があるほか、作業員にも視線を室内に向けないなどの指導が行われるので、過度に気にする必要はありませんが、工事が行われる時間帯はカーテンを閉めるようにしましょう。

1-5. 工事期間中の「洗濯物」 乾燥機や部屋干しが基本 ストレス指数:★☆☆☆☆

大規模修繕の工事期間中は説明している通り、建物の周囲に足場を設置するほか、工事の時間帯は大量のホコリが発生するため、洗濯物に関しては乾燥機や部屋干しが基本になります。家族が多いご家庭はストレスを感じるのではないでしょうか。

もちろん、外に洗濯物が干せなくなるワケではなく、施工業者は「洗濯物が干せる日・干せない日」のスケジュールを作業掲示板に張り出します。干せる日は外に洗濯物は干せますが、ホコリで汚れる心配があるため、やはり洗濯物に関しては乾燥機や部屋干しが基本になるでしょう。

以上が大規模修繕工事でストレスを感じる主な原因になりますが、ストレスの感じ方は人それぞれだと思います。
基本的に施工業者も、居住者の方にストレスを与えないようにさまざまな対策を講じますが、特に騒音・振動、臭いに関してはどうしても発生するため、ストレスを感じやすい方は注意しておきましょう。

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2.マンション大規模修繕で「ストレス」を溜めない方法を解説

マンション大規模修繕で「ストレス」を溜めない方法を解説

大規模修繕工事は一般的に12年~15年周期で実施されますが、マンションで生活するうえで避けられません。
工事期間中は何かとストレスを感じてしまいますが、どうすればストレスを溜めずに済むのかについて、この項ではストレスを溜めない方法をいくつかご紹介します。

2-1. 対応力のある施工業者を選ぶことが重要!

施工業者選定の際、工事の施工能力が重要なのはもちろんですが、対応力に優れているかも重要なポイントになります。

騒音・振動・臭いが発生する工事を行うとき、事前に居住者にお知らせを配布するほか、作業掲示板に洗濯物が干せる日・干せない日を掲示するなど、居住者に対する対応力のある施工業者を選ぶことが重要になります。

繰り返しになりますが、大規模修繕は居住者の方が普通に生活している中で工事が行われるので、工事期間中の安全対策や居住者への周知方法などはしっかり確認しておきましょう。

2-2. ストレスを感じる作業がある日は外出する

大きな騒音・振動・シンナーなどの臭いが発生する工事を行うときは、基本的に施工業者から事前にお知らせがあります。

そこで、施工業者から当該工事のお知らせがあったときは、外出するのがストレスを溜めない一番の方法になります。
我慢すると次第にストレスが溜まってくるので、事前にお知らせがあった日は外出する予定を入れるなど、できるだけ騒音・振動・臭いから退避することが大切です。

2-3. ストレスを溜めないようにとにかく我慢しない!

ずっとではないものの、大規模修繕の工事期間中は騒音・振動・臭いは避けられません。
その際、上記でご紹介した通り外出するのがストレスを溜めない一番の方法ですが、外出できないときもとにかく我慢しないことが大切です。

普段の生活の中で、テレビの音量を上げる、好きな音楽を流す、掃除をする、空気清浄機を用意するなどの工夫を行うほか、我慢できないときは施工業者の現場代理人に伝えましょう。また、施工業者の作業員の態度が悪いことでストレスを感じる方もいますが、そのようなときはマンション管理組合に相談して施工業者に直接電話するのが効果的です。

騒音や臭いだけでなく、作業員の態度などでイライラするときは、我慢せずに施工業者の現場代理人や会社に現状を伝えるようにしましょう。

3.まとめ

マンション大規模修繕は、居住者が普通に生活をしている中で工事が行われるため、さまざまな不便が生じてしまい、想像以上にストレスが溜まってしまいます。

もちろん、大規模修繕はマンションでの生活環境を向上するための必要な工事なので、ある程度は協力しなければなりませんが、我慢すれば次第にストレスが溜まってしまいます。

大規模修繕の工事期間中は居住者にさまざまな負担が生じますが、工事だから仕方ないと我慢するのではなく、外出するほか施工業者に現状を申し出るようにしましょう。

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