兵庫県の大規模修繕でよくある相談お問い合わせ&トラブル事例

兵庫県の大規模修繕でよくある相談お問い合わせ&トラブル事例

兵庫県の大規模修繕をこれからするお客様へ~相談・トラブル事例~

南北に長く、日本海と瀬戸内海に接する兵庫県。県庁所在地の神戸市でオシャレな街並みを楽しめるだけでなく、「六甲山」や「淡路島」などの自然も満喫できます。

兵庫県では、神戸市を中心として周辺にもマンションが点在します。南西地域は大阪まですぐ行けるため、人気の高いエリアです。

現在、兵庫県にマンションをお持ちの方は、できる限り長く安心して住める建物を維持したいですよね。今回はそのような方に向けて、兵庫県における「大規模修繕工事」についてまとめました。

マンションはどうしても月日の経過とともに劣化・損傷するため、資産価値が下がっていってしまいます。そこで、大規模修繕工事を行うことで、長期的にマンションの資産価値を維持・向上することが実現します。

この記事では、これから大規模修繕工事を行う管理会社やオーナー様に対して、大規模修繕工事について解説。実際の事例をもとに分かりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

このページの目次

1.兵庫県の大規模修繕工事のお問い合わせ例

兵庫県の大規模修繕工事のお問合せ事例!
過去のお問合せ対応内容をご参考ください!

大規模修繕工事を進めていると、様々な疑問が沸いてくるのではないでしょうか。以下では、兵庫県の大規模修繕工事におけるお問い合わせ例を3つご紹介。実際のお問い合わせへの返答を確認することで、皆様の大規模修繕工事にお役立てください。

1-1.問い合わせ1:梅雨や秋雨の時期に工事は行えるの?

大規模修繕工事を発注する際、いくつか方式があります。今回はその中でも、「管理会社主導方式」について以下のようなお問い合わせがありました。ぜひ参考にしてみてください。

【お客様の基本情報】
建物種別:賃貸マンション(SRC造12階)
建物住所:兵庫県神戸市
相談カテゴリー:外壁、塗装、時期、工事の流れ
お問い合わせ方法:電話
建物概要:築年数1998年、総戸数121戸

【お客様の悩み】
ただ今、大規模修繕工事の時期を検討しています。雨の多い時期は、工事費用が安いようですね。梅雨や秋雨の中でも、工事は行えるものなのでしょうか。

【大規模修繕支援センターからのご返答】
結論からお伝えすると、雨の多い時期は工事が進められず、工事期間が延びてしまう可能性が高いです。工事費用が安くても延びてしまっては意味がないですし、工事の質が落ちてしまう恐れもあります。具体的には、以下の作業は雨天時には行えません。

● 塗装工事
塗装工事は、コンディションが悪い雨天時には行えません。
理由は、雨で塗装が乾かずに剥がれてしまいますし、建物の保護・防水のための大切な工事だからです。

● タイル張り
建物の外壁や、玄関の外構などにタイルを貼る作業です。
これらは、屋外の作業なので雨天時は中止になりますが、屋内・屋根のある場所だと作業を行う場合があります。

● 足場の解体
工事のために組まれた足場の解体です。
雨でも作業は行えますが滑りやすく危険なため、場所や状況によっては中止となります。
高所による作業の場合、強風による中止も考えられます。

● 掘削(くっさく)工事
掘削(くっさく)とは、建物に合わせて土地を掘ったり削ったりする作業です。
雨天時は地盤がゆるく土砂が崩れたり、掘った土を運ぶ際に道路が汚れたりしてしまいますよね。
重要な基礎工事でもあるため、雨天時は中止にします。

● 型枠加工
鉄筋コンクリートの建物の場合、コンクリートを流し込むための型枠が造られます。
型枠は事前に計測したものに従って、木製の板を加工して現場で組み立てるのです。
雨の中でも作業は行えますが、電気工具を使用する場合は感電の恐れがあるため、雨天時は作業しません。

雨天時は多くの工事が行えませんし、コンクリートを固めるために数日間晴天が好まれることもあります。
そのため、梅雨や秋雨など、雨の多い時期の大規模修繕工事はオススメしません。

【お客様の声(対応後のアンケート内容)】
費用の安さで工事の時期を決めるべきではありませんね。安いなりに理由がありますし、工事の質が落ちてしまっては元も子もないです。
もう一度、どの時期に大規模修繕工事を行うか話し合っていきます。

1-2.問い合わせ2:建物の劣化チェックにおけるポイントは?

大規模修繕工事を行うためにはまず、建物の劣化チェックが必要です。そして、劣化チェックに従って、工事内容や工事費用が決まります。
下記のお問い合わせ例をもとに、建物の劣化チェックにおけるポイントを確認しましょう。

【お客様の基本情報】
建物種別:分譲マンション(RC造10階)
建物住所:兵庫県西宮市
相談カテゴリー:工事方式、外壁、塗装、工事の流れ、不具合、老化
お問い合わせ方法:メール
建物概要:築年数2008年、総戸数72戸

【お客様の悩み】
大規模修繕工事を行うにあたり、建物の劣化チェックをするそうですね。どのような点を基準にして、建物の劣化チェックを行うのでしょう。
劣化チェックのポイントを教えてください。

【大規模修繕支援センターからのご返答】
建物の劣化具合は、マンションの環境や使用状況によって変わります。一見、建物の外部に異常が無くても、内部で劣化や腐敗が進んでいる可能性があります。建物の劣化は、下記のような点に着目することで確認できます。

● 塗膜が剥がれている
● 外壁の汚れが目立つ
● 外部塗装がチョーキングを起こしている
建物の外壁部分を触ると白い粉が付く場合、チョーキングと呼ばれる塗料の劣化現象を起こしています。
● 外壁がヒビ割れを起こし、サビ汁が垂れている
● タイルが割れたり剥がれたりしている
● シーリングがヒビ割れている
シーリングとは、建物や設備のつなぎ目の補填のことです。
● コンクリートが破裂している
● 鉄部がサビてしまっている
● 屋上防水層が膨れや破損している

普段から以上のような建物の異変を見つけたら、すぐ専門家に相談しましょう。
そうすることで、マンションの安全を確保するとともに、長期修繕計画を見直すきっかけができますね。

【お客様の声(対応後のアンケート内容)】
当マンションでも、該当する劣化の項目がありました。
大規模修繕工事も控えていますので、すぐに劣化チェックを依頼してみます。
そもそも劣化が目に見える形で表れる前に、建物を維持・管理していけたらいいですね。

1-3.問い合わせ3:大規模修繕工事に補助金は出る?

大規模修繕工事を行う際、国や地方公共団体から助成金や補助金が出るかもしれません。兵庫県神戸市の分譲マンションから、以下のようなお問い合わせがありました。事例をもとに、皆様の大規模修繕工事に置き換えて検討してみてください。

【お客様の基本情報】
建物種別:分譲マンション(RC造7階)
建物住所:兵庫県神戸市
相談カテゴリー:工事方式、費用、確認申請、定義、修繕費、助成金
お問い合わせ方法:電話
建物概要:築年数2004年、総戸数154戸

【お客様の悩み】
少しでも大規模修繕工事の費用を抑えたいと思っています。国や地方公共団体から、補助金などは出ないのでしょうか。新築時には補助が出た記憶がありますが…。

【大規模修繕支援センターからのご返答】
まず、「助成金」と「補助金」の違いはご存知でしょうか。助成金・補助金ともに国や地方公共団体に申請を行うことは変わりませんが、下記のような条件に違いがあります。

■ 助成金:条件を満たしている人は、申請をすれば誰でも受け取れる資金
■ 補助金:審査が行われ、通過した人だけが受け取れる資金

今回は、補助金についてご質問をいただきましたので、大規模修繕工事における主な補助金制度を2つご紹介します。
ただし、地方公共団体によって実施していないものもありますので、詳細は必ずご自身でご確認ください。

● 高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業
通称「断熱リノベ」と呼ばれる、省エネルギーの実現を目的とした補助金です。
省エネ対策として断熱ガスを含んだ2重構造にしたり、断熱材そのものを指定のものに変えたりすることで、補助金を受けられる可能性があります。
ただし、指定の高性能建材を使用することと、断熱改修率を満たす必要があります。

● 断熱塗料・遮熱塗料を使った塗装工事
こちらは、エコ住宅を実現するための補助金です。
塗装工事において、自治体が指定した断熱塗料や遮熱塗料を使用することで、補助金が出るかもしれません。
これにより、外気の温度によらず室内を適温に保ちやすくなるため、エアコンの使用料も抑えられるでしょう。

【お客様の声(対応後のアンケート内容)】
助成金と補助金の違いをよく理解していませんでした。
補助金は、審査に通過する必要があるのですね。
早速、所属の地方公共団体に問い合わせてみようと思います。

大規模修繕支援センターって何をやってるところ?

  1. 優良コンサルタントや施工会社を無料紹介している
  2. 専門相談員による無料相談ができる
  3. 大規模修繕工事についての情報を集約している

大規模修繕支援センターで大規模修繕のことに関してお気軽に相談することが可能

大規模修繕支援センターにお問い合わせする

2.兵庫県の大規模修繕工事で多く見られるトラブル事例

兵庫県の大規模修繕工事であったトラブル事例です!未然に防げるようにしましょう!

大規模修繕工事は大掛かりである分、トラブルが起きやすい工事です。実際に兵庫県でも、多数のトラブルが報告されています。 トラブル事例を確認し、未然に防げるような対策を取っておきましょう。

2-1.トラブル事例1:管理会社に任せて失敗!

【トラブルカテゴリー】:工事方式、トラブル、業者の選び方、工事の流れ
【建物概要】:兵庫県姫路市、築年数2002年、総戸数64戸
【トラブル内容】:
大規模修繕工事の発注を、手軽だったので管理会社に一任しました。
管理会社の言う通りに工事を進めていたところ、手抜き工事が発覚。
管理会社のみに依頼する「管理会社主導方式」では、チェック機能が働きづらくなるため、工事監理には注意が必要です。

2-2.トラブル事例2:金融機関から工事費用を借り入れることに!

【トラブルカテゴリー】:費用、修繕費、積立修繕金、トラブル
【建物概要】:兵庫県神戸市、築年数2008年、総戸数232戸
【トラブル内容】:大規模修繕工事のために、毎月居住者から積立修繕金を回収していました。そのため、費用については安心し切っていましたが、追加で工事が必要なことが判明。しかも、マンションの安全に関わる重要な部分だったため、削ることもできず…。最終的に、金融機関から工事費用を借り入れることになってしまいました。大規模修繕工事には多額の費用がかかるので、余裕を持って工事資金を蓄えておいた方が良いです。

2-3.トラブル事例3:洗濯物が干せない!

【トラブルカテゴリー】:ベランダ・バルコニー、トラブル、工事の流れ、不具合
【建物概要】:兵庫県神戸市、築年数1998年、総戸数82戸
【トラブル内容】:
大規模修繕工事が始まり、居住者に一番影響を与える場所がベランダ・バルコニー。悪天候が続き外壁塗装が長引いたため、1週間以上洗濯物が干せない時もありました。居住者からは、「洗濯物が干せないなんて聞いていない」とクレームがくることも。工事開始前に、洗濯物が干せない旨をきちんと案内しておくべきでした。

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4.大規模修繕支援センターの4つのお約束

大規模修繕支援センターのサービス内容の
ご紹介です!4つのお約束を致します!

5.大規模修繕支援センターのご利用の流れ

大規模修繕支援センターのお問合せ~会社選定までの流れのご説明となります!

5.兵庫県の大規模修繕対応エリアについて

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