鹿児島県の大規模修繕でよくある相談お問い合わせ&トラブル事例

鹿児島県でよくある相談お問い合わせや工事情報のまとめ

鹿児島県の大規模修繕をこれからするお客様へ~相談・トラブル事例~

鹿児島県は九州の南端にある県です。鹿児島市周辺の鹿児島地域、薩摩半島南部の南薩地域、阿久根市などの北薩地域、この他は姶良地域や大隅地域があります。離島部分には一部リゾートマンションも見られますが、絶対数が少なくなります。マンションは人口の多い鹿児島市を中心に多く建てられています。利便性の高いマンションは人気があり、価格もそれほど下がりません。

鹿児島県は温暖な気候で平均気温も高い地域です。こうした地域は暑さ対策も必要になります。例えば、エントランスホールにエアコンがないマンションもありますが、夏の暑さが年々厳しくなる昨今では導入を検討してもよいかもしれません。エレベーターも同じように空調付きに変更する余地もあります。
鹿児島県でも特有の事情として火山灰対策もあります。鹿児島市を中心として桜島からの火山灰はマンション生活にも大きな影響を受けます。外壁は汚れやすく、傷みやすくなります。大規模修繕では外壁の塗り替えの周期を短くする、汚れの落ちやすい塗料を使うことなどの対策が必要です。こうした鹿児島県特有の事情も加味して長期修繕計画を作成することになります。

このページの目次

1.鹿児島県の大規模修繕工事のお問い合わせ例

鹿児島県の大規模修繕工事のお問合せ事例!
過去のお問合せ対応内容をご参考ください!

ここでは鹿児島県の大規模修繕工事に関わる大規模修繕支援センターにお問い合わせを頂いた事例をご紹介します。

1-1.問い合わせ1:工事当日、部屋のトイレは使用できますか?

排水管の更新工事中、トイレの使用についてのご質問です。排水管の更生、更新工事は在宅の必要があったり、工事日の指定があったりとどうしても入居者の方の負担が大きくなってしまいます。在宅もしなければならず、トイレも使えないとなるとお年寄りにはかなりの負担です。ただ、排水管はそれだけ重要な設備の工事になります。管理組合や工事業者としては入居者の方に丁寧に説明していただきたいものです、

【お客様の基本情報】
建物種別:分譲マンション(RC造8階)
建物住所:鹿児島県鹿児島市
相談カテゴリー:汚水設備、工事の進め方
建物概要:築年数1989年、総戸数60戸

【お客様の悩み】
排水管の更新工事を検討しています。工事中はトイレをはじめ台所やバスルームの排水は可能でしょうか。工事当日は入居者の方に在宅をお願いしているのでトイレの使用は当然考えられます。当マンションは年配の方も多く、トイレの不使用は死活問題です。もしトイレが利用できないとなるとどこかに仮設トイレを用意していただけるでしょうか。

【大規模修繕支援センターからのご返答】
排水管の更生・更新工事の場合、竪管はクリーニングや取り換えのため使用できなくなります。したがって工事当日のトイレその他排水の利用はできません。利用できない時間は工事の始まる9時ごろから工事が終了する17時ごろまでが一般的です。管理人室のトイレか工事業者が用意する仮設トイレの使用をお願いすることになります。排水管は専有部分内にもあることから在宅もお願いしているのでトイレが使えないことは工事業者としても心苦しいところです。工事業者も工事の時間をできるだけ短くするよう心がけています。ただ、工事の性質上やむを得ないことですのでどうかご理解いただけると助かります。

【お客様の声(対応後のアンケート内容)】
回答ありがとうございました。排水管の取り換えなので工事時間内は排水できないことは理解できます。入居者の方にはしっかり説明をして納得してもらうよう努力します。また、うっかり水を流してしまわないように注意喚起をしておきます。

1-2.問い合わせ2:大規模修繕はどのくらいの周期で行ったほうがいいでしょうか?

大規模修繕の時期に関する質問です。新築後10年を過ぎると様々な個所で不具合が発生してきます。中には雨漏りや壁のひび割れが見つかることも。一方で築10年以上のマンションには工事業者も盛んに営業をかけてくるものです。工事業者や管理会社から修繕の提案をされると、修繕をしなければならない気にもなってしまいます。大規模修繕の適正な時期とはいつ頃なのでしょうか。

【お客様の基本情報】
建物種別:分譲マンション(RC造4階)
建物住所:鹿児島県霧島市
相談カテゴリー:時期、工事方式
建物概要:築年数2006年、総戸数30戸

【お客様の悩み】
まもなく築15年になるマンションの理事をしています。最近、管理会社の担当者から大規模修繕の提案を受けます。主に屋上の防水工事、外壁の塗り替え工事です。屋上は何度か登ったことがありますが、特に傷んでいるようには見えませんでした。外壁もひび割れや塗装がはがれている箇所もありません。理事の中には、担当者はさかんに進めてくるのでその気になりつつある人もいます。一方で管理会社が儲けたいだけだから修繕工事なんてまだ先でいい、という人もいるのです。多くのマンションでは大規模修繕はいつ頃行われるのでしょうか。

【大規模修繕支援センターからのご返答】
大規模修繕の時期はそのマンションの状態や修繕箇所の具合にも左右されますので一概にはいえません。ただ、設備部分や外壁の法定耐用年数は15年程度が多い印象です。また、修繕工事は壊れてから行うのではなく、壊れる前に行うことが理想的です。早めに修繕を行うことで傷が小さいうちに修理することができます。ここから考えると、築10年から15年程度が一つの目安になります。

【お客様の声(対応後のアンケート内容)】
回答ありがとうございました。早めの更新のほうがよい、というのは管理会社の営業トークだけではなかったのですね。いつかはやらなければならない工事なら、早めに修繕工事をしてもよいかもしれません。修繕に向けて理事会をまとめたいと思います。

1-3.問い合わせ3:エレベーターの更新で耐震性は向上しますか?

元々地震が多いことに加え、近年は大きな自信も頻発しています。地震に対する備えや耐震性に関する関心は高くなってきました。地震時には避難にエレベーターを使わないことはもちろんですが、エレベーター内での閉じ込め、地震後に普及するのか等地震とエレベーターの関係には高い関心があります。エレベーターを更新することで耐震性は向上するでしょうか。エレベーターの設置スペースは変えられないので大きな補強はできないようですが、技術で補えるものも多いようです。

【お客様の基本情報】
建物種別:分譲マンション(RC造8階)
建物住所:鹿児島県鹿児島市
相談カテゴリー:エレベーター設備、工事方式
建物概要:築年数1992年、総戸数72戸

【お客様の悩み】
マンション内のエレベーターをリニューアルしようと検討を進めています。理事会へもエレベーターを耐震仕様にしてほしいとの要望がありました。理事会でも何度か話題に上ったことがあります。地震のたびにどこかのマンションでエレベーター内に人が閉じ込められたとのニュースがあるので敏感になっているようです。エレベーターのリニューアルによって耐震性は向上するものでしょうか。地震を感じたら最寄り階に停止するような機能は付けられると思いますが、耐震性そのものを強化することは可能でしょうか。

【大規模修繕支援センターからのご返答】
地震に関する備えはどこのマンションでも関心の高い事柄です。エレベーターもこうしたニーズを受けて耐震性の向上に余念がありません。管制運転装置の設置や最寄り階への停止機能があれば地震時の閉じ込めの可能性は少なくなります。また、昇降路内のレールの脱落防止対策、各部品の補強、ロープの外れ防止などを行なえば、耐震性は向上します。元々エレベーター部分はスペースが小さく、エレベーターそのものが地震で破壊されるおそれは少なくできているのです。現在は地震時の閉じ込め防止や地震後の速やかな復旧に向けてのシステム構築を主眼にしています。

【お客様の声(対応後のアンケート内容)】
詳細な解説ありがとうございました。地震に強いからマンションを選んだ方もいらっしゃいます。地震に対する関心が高いのも事実です。予算の許す限り耐震性の向上をしていきたいと思います。

大規模修繕支援センターって何をやってるところ?

  1. 優良コンサルタントや施工会社を無料紹介している
  2. 専門相談員による無料相談ができる
  3. 大規模修繕工事についての情報を集約している

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2.鹿児島県の大規模修繕工事で多く見られるトラブル事例

2-1.トラブル事例1:修繕委員会が組織できない

【トラブルカテゴリー】:修繕費、委員会
【建物概要】:鹿児島県鹿児島市、築年数2000年、総戸数32戸
【トラブル内容】:修繕委員会の委員を募集したところ、一次募集では誰も応募がありませんでした。二次募集もしましたが、定員未満。当マンションは規模も小さく、入居者は高齢者の方も多くいらっしゃいます。結局、多くの理事さんが兼任する形になってしまいました。理事の業務量を軽減するために修繕委員会を組織したのにほとんど効果がありません。小規模なマンションでは修繕委員会自体が難しいかもしれません。

2-2.トラブル事例2:ベランダの私物の撤去

【トラブルカテゴリー】:トラブル、ベランダ・バルコニー
【建物概要】:鹿児島県霧島市、築年数1994年、総戸数55戸
【トラブル内容】:外壁の塗り替え、ベランダ床の張替えを行いました。ベランダに荷物を置いている家庭も多く、工事期間中は撤去をお願いしました。ところが他に荷物の置き場がないから撤去できないと反対されました。中には仕事で使うようなガスボンベや機械など大きなものを置いている人もいます。今回の工事では駐車場の一角に荷物の一時待避所を設けました。また、本来ベランダは荷物を置いてはいけない旨のチラシを配布しました。この効果もあってか、その後ベランダの荷物は少なくなりました。

2-3.トラブル事例3:工期が短すぎた

【トラブルカテゴリー】:トラブル、時期、不具合
【建物概要】:鹿児島県鹿児島市、築年数1995年、総戸数40戸
【トラブル内容】:外壁の塗り替えと屋上の防水工事を行いました。本来なら2か月はかかると言われた工事です。ところが、入居者からあまり長く養生シートをかけられるのは困ると反対意見が出ました。工事業者は急いで工事を行い、養生シートも1か月もかからず撤去されました。こちらの要望通りにはなりましたが、その後が大変でした。施工不良があったり、屋上の防水処理が不完全なところがあったりと全体的に工事の質が悪くなっていました。工事業者の腕が悪かったのかもしれません。ただ、建物に詳しい理事さんが言うには、急がせたのが原因ではないか、とのことです。早く終わってほしいのは誰しも思うもの。ただ、やりすぎはよくないことがわかりました。

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4.大規模修繕支援センターの4つのお約束

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5.大規模修繕支援センターのご利用の流れ

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5.鹿児島県の大規模修繕対応エリアについて

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