Uカットシーリング(ゆーかっとしーりんぐ)

大規模修繕工事のUカットシーリングとは

大規模修繕工事のUカットシーリング(ゆーかっとしーりんぐ)とは、モルタルやコンクリートの外壁に生じたひび割れの補修方法のひとつです。
Uカットシーリングは、主に構造クラックと呼ばれる幅0.3ミリ(現場よっては0.5~1ミリ)を超えるひび割れに対して施工する工法で、「Uカットシール工法」や「Uカットシール材充填工法」と呼ばれることもあります。
Uカットシーリングは、ダイヤモンドカッターなどの器具を使いU字にカット(U字型とすることでシーリングの接着面を増やします)し、シーリングを充填することで、建物の振動などに対して追従できます。

このページの目次

1. Uカットシーリングのメリット・デメリット

Uカットシーリングは、モルタルやコンクリート外壁に生じる構造クラックに対する補修方法として、広く知られた標準的な工法となっています。
ここでは、Uカットシーリングのメリット・デメリットについて説明します。

1-1. Uカットシーリングのメリット

Uカットシーリングの最大のメリットは、構造クラックに対する汎用的な工法のため、施工できる業者が多く相対的に価格が安くなりやすいことです。
そのため、見積りを複数社(3社以上)から取り、価格面で納得できる業者を選ぶと良いでしょう。
また、Uカットシーリングは公共工事でも採用されているため、機能面(ひび割れ追従性や防水性)において信頼性の高い工法といえます。

1-2. Uカットシーリングのデメリット

価格・機能面でメリットのあるUカットシーリングですが、施工にあたりダイヤモンドカッターで外壁を削るため、騒音や粉塵が発生するといったデメリットがあります。
マンションなどの大規模改修工事で「居ながら工事」が前提となる場合は、騒音や粉塵について事前に周知することが重要です。
他のデメリットとして、ひび割れに沿ってシーリングを充填するため、ひび割れの跡が残ってしまうことが挙げられます。
そのため、Uカットシーリングを行う際は、外壁の塗り替えを合わせて行うと良いでしょう。

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2. 大規模修繕工事におけるUカットシーリングのまとめ

Uカットシーリングは、モルタルやコンクリート外壁に生じる構造クラックを補修する工法であり、公共工事でも採用されているため信頼性の高い工法といえます。
大規模修繕工事においてマンションなど「居ながら工事」が前提となる場合は、騒音・粉塵について事前の周知を徹底すると良いでしょう。

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