伸頂通気管(しんちょうつうきかん)

大規模修繕工事の伸頂通気管とは

大規模修繕工事の伸頂通気管(しんちょうつうきかん)とは、排水通気システムにおいて、排水立管の頂部になる通気管のことです。通気立管を設置しない場合に、伸頂通気管を設置し、排水立管の直径を小さくすることなく管内の空気を大気に開放します。

そもそも、通気管とは何かを知るために、排水システムについて知っておく必要があります。

排水管は、特別な造りでない限り、傾きを付けて設計され、重力によって水が流れ落ちていくようになっています。水が流れていない時、排水管には空気がたまっています。

また、管内のガスや虫が室内に入り込まないように、トラップというふたのようなものが、排水口や排水管に設置されています。キッチンの流しの排水口や風呂の排水口を開けると、おわんがかぶさったようなものが見えますが、これがトラップです。また、キッチンの流しの下や洗面台の下で、排水管のパイプがS字に曲がっていて、カーブのところに水がたまる造りも、トラップといいます。

排水管に空気がたまっていること、そして、トラップが設けられていることのために、排水管内ではいつも空気圧の変動が起きています。
この空気圧の変動を調整し、トラップ封水が破封しないよう保護してくれ、排水がスムーズにいくようにするのが通気管の役目です。そして、通気管のうち、大気に空気を解放するため頂部に設けられているのが、伸頂通気管なのです。

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1.大規模修繕工事における伸頂通気管のまとめ

排水設備の改修工事は、管理組合やマンションの住人にとって最難関の工事といわれています。入居者にとって大きなストレスとなる工事だからです。

まず、住まいの中が工事現場になりますので、騒音や振動がもろに伝わります。その状態が7~10日間続き、連日の室内工事となるのです。その間、引越しするときのような、物の大移動や片付けが必要です。
また、上下の階で同時に施工する必要があるため、工事日が指定されます。そして、基本的にその指定された工事日には、在宅していなければなりません。住人が不在の時に施工してしまうと、さまざまなトラブルになることが想定されるからです。
さらに、工事の費用、とくに内装工事の費用がかなりかかります。
以上のような理由から、大規模修繕工事において、排水設備の改修を行うための合意を過半数の住民から得るには、かなりの難しさが伴います。合意を得るまでに3年はかかるとさえ言われています。

伸頂通気管の寿命は大規模修繕工事の1サイクルよりも長いので、大規模修繕工事のたびに工事する必要はありませんが、どんな配管でもいつかは寿命が来ます。その時にかかる費用や、そもそも住民の方たちから合意を得られるかなどを考えると、大規模修繕工事の数年前から、排水設備の改修が必要かどうかをはっきりさせておいたほうが良い、といえるでしょう。

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