大規模修繕工事の連結送水管ボックスとは
大規模修繕工事の連結送水管ボックス(れんけつそうすいかんぼっくす)とは連結送水管を収める箱のことです。連結送水管ボックスの多くは鋼製をはじめとする金属製がメインになります。消防ホースや消火栓と一緒にあることも多いものです。連結送水管は給水車と連結し、建物内の送水管を通じて火災現場まで水を送る設備になります。
このページの目次
1.連結送水管ボックスのメリット・デメリット
普段の生活では目にするけれど、実際には使ったことの設備が連結送水管やそれを収めた連結送水管ボックスです。消防設備だとは何となくわかりますが、そのメリットはどこにあるでしょうか。またデメリットは何でしょうか。意外と知らない連結送水管ボックスのメリット・デメリットを見ていきます。
1-1.メリット
連結送水管ボックスのメリットの一つ目は後付けも可能なことです。連結送水管を覆うように設置することができます。大規模修繕工事の際にも対応でき、取り換えや更新が行われます。
連結送水管ボックスのメリットの二つ目はいろいろな器具を一緒に入れられることです。これは商品にもよりますが、消火栓や消防ホースといった備品類も一緒に格納することもできます。同一箇所に設置しておくことで非常時に使いやすくできるのです。
1-2.デメリット
連結送水管ボックスのデメリットの一つ目は専門業者による点検が必要なことです。連結送水管をはじめ消防設備は資格をもった専門の業者でしか点検をすることができません。誰もが点検できるわけではないのです。また、消防署への点検報告書も義務付けられています。安全に関する設備のため、点検や手続きが厳格に定められているのです。
連結送水管ボックスのデメリットの二つ目は場所を取ることです。新築時に造作されたものは壁から出っ張りも少ないですが、後付けのボックスだと壁から張り出してしまいます。特に多機能で様々な消防設備を収められるタイプはそれに応じてサイズも大きくなってしまうのです。
大規模修繕支援センターって何をやってるところ?
- 優良コンサルタントや施工会社を無料紹介している
- 専門相談員による無料相談ができる
- 大規模修繕工事についての情報を集約している
大規模修繕支援センターで大規模修繕のことに関してお気軽に相談することが可能
2.大規模修繕工事における連結送水管ボックスのまとめ
連結送水管ボックス自体は金属製なので劣化が問題となります。大規模修繕工事の時期に更新することが更新のタイミングには最適です。この際に多機能タイプへの変更も検討することができます。普段は目立たない設備でもいざというときには頼りになるものです。日頃からのメンテナンスを怠らないようにしましょう。