ケレン(けれん)

大規模修繕工事のケレン(けれん)とは

大規模修繕工事のケレン(けれん)とは、塗装工事などで鉄部(外部の手摺、鉄骨階段など)を塗替える際に行う下地処理の一種で、塗装する前に下地に着いた剥がれかけた塗膜や錆を落とす作業のことです。
ケレンは、最終的な塗装の仕上がりや耐久性の良し悪しに影響を及ぼす重要な作業のひとつです。
その一方で、ケレンは塗装の完成後は確認ができない「隠ぺい部」となるため、施工業者が手を抜きやすい作業でもあります。
そのため、ケレンの作業時は可能な限り現地に立会い、実際にケレンの程度を目で見て確認することが重要です。

このページの目次

1. 大規模修繕工事におけるケレンの種類

ケレンは、その作業の程度によって「1種」から「4種」までのグレード(種類)があります。
最も高いグレードは「1種」ですが、コストが高いことや特殊な薬品を使用することから現在の工事ではほとんど採用されることはありません。
通常の工事においては、「3種」、「4種」が現実的なグレードになるでしょう。

1-1. ケレンの種類1:1種ケレン

1種ケレンは、ブラスト法または酸洗浄により行う方法で、下地の腐食が特に著しい場合に採用されるものであり、実際の工事で行うことはほとんどありません。
1種ケレンはコストが高く、腐食部分を交換したほうが安い場合もあるため費用対効果が低いグレードといえます。
構造上どうしても交換できない部位などに採用するケースがあります。

1-2. ケレンの種類2:2種ケレン

2種ケレンは、塗膜の劣化が全体的に広がり、部分的なケレンでは対応しきれない時に採用される方法で、「全面除去」と呼ばれることもあります。
全面除去はコストがかかるため、塗膜の劣化が全体的に広がる前に塗替え工事を行うのが一般的です。

1-3. ケレンの種類3:3種ケレン

3種ケレンは、塗膜全体ではなく「浮き」や「錆」のある部分のみを除却し、不具合のない塗膜はそのまま活かすことができます。
既存塗膜や錆の除去を最小限に抑えられるため、2種ケレンに比べてコストが安く、大規模修繕工事で採用されるケースが多くなっています。

1-4. ケレンの種類4:4種ケレン

4種ケレンは「浮き」や「錆」などの劣化がほとんどなく、洗浄のみ行い汚れを落とす程度で済むケースで、他の方法に比べてコストを抑えることができます。

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2. 大規模修繕工事におけるケレンのまとめ

ケレンは、塗装の仕上がりや耐久性を左右する重要な作業のひとつです。
その一方で、既存の塗膜の状態にあった種類のケレンを行う必要があります。
塗膜の劣化が全体に広がるとケレンのコストも高くなるため、大規模修繕工事においては、塗膜の劣化が全体に広がる前のタイミングで実施するのが良いでしょう。

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