大規模修繕工事のヒートポンプ式電気温水器とは
大規模修繕工事のヒートポンプ式電気温水器(ひーとぽんぷしきでんきおんすいき)とはヒートポンプ技術によって大気の熱を利用する給湯器のことです。ガスや灯油などの燃焼や電気ヒーターを熱源とする給湯器よりもエネルギー効率が高く、省エネルギー効果が期待されています。
このページの目次
1.ヒートポンプ式電気温水器の種類
単身用からファミリータイプまで大きさは様々です。貯湯タンクの容量も100リットル程度から500リットル程度まであります。形状もスリム型、ベランダ設置対応型などいろいろです。
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2.ヒートポンプ式電気温水器のメリット・デメリット
ヒートポンプ式電気温水器はオール電化住宅には欠かせません。これほど普及するにはメリットがあるからです。また、デメリットはどこにあるでしょうか。ヒートポンプ式電気温水器のメリット・デメリットについて調べてみました。
2-1.メリット
ヒートポンプ式電気温水器のメリットの一つ目は省エネになることです。ヒーター式電気温水器の20%から25%程度の電力で稼働できます。お湯を温めるのは家庭の電気代の多くの部分を占めるものです。それが20%前後になるのなら相当な省エネの効果が得られます。
ヒートポンプ式電気温水器のメリットの二つ目は火を使わないから安全なことです。ガスや灯油のように火を使うことがないため火災の原因となることが少なくなります。夜間や不在時でも安心して使うことがかのうです。
2-2.デメリット
ヒートポンプ式電気温水器のデメリットの一つ目は設置場所が必要なことです。ファミリータイプの貯湯タンクと温水ユニットはかなりの大きさになります。設置場所を考えておかないとヒートポンプ式電気温水器を置くことができません。
ヒートポンプ式電気温水器のデメリットの二つ目は夜間稼働で騒音が発生することです。ヒートポンプ式電気温水器は安い深夜電力を利用します。夜間稼働するため騒音が気になる場合があるのです。
3.大規模修繕工事におけるヒートポンプ式電気温水器のまとめ
ヒートポンプ式電気温水器はオール電化には欠かせないものです。オール電化マンションの場合、大規模修繕工事にこうしたヒートポンプ式電気温水器の点検等が含まれる場合があります。ヒートポンプ式電気温水器は導入や更新に相応のコストがかかります。こうしたコストをあらかじめ計画に織り込んでおくことが必要です。