SI住宅(えすあいじゅうたく)

大規模修繕工事のSI住宅(えすあいじゅうたく)とは

大規模修繕工事のSI住宅(えすあいじゅうたく)とは、スケルトン部分と呼ばれる躯体部分とインフィル部分と呼ばれる設備・内装部分が分離可能になっている住宅のことです。一部のマンションで採用されています。

このページの目次

1.SI住宅のメリット・デメリット

SI住宅は近年普及しはじめた新しい方式の住宅です。このSI住宅にはどのようなメリットがあるため導入されたのでしょうか。SI住宅は普及の途上にあります。まだ一気に広がりを見せていません。SI住宅の普及を阻むどんなデメリットがあるのでしょうか。

1-1.SI住宅のメリット

SI住宅のメリットの一つ目はスケルトン部分が丈夫で長持ちすることです。
スケルトン部分の耐用年数は50年以上、100年以上と主張する人もいます。これほどの長寿命であれば、長く住むことが可能です。また売却の際にも価格が下がりにくいことが考えられます。

SI住宅のメリットの二つ目は間取りの変更が可能なことです。
これがSI住宅の最大のメリットになります。ライフステージに合わせて間取り変更ができるのです。インフィル部分は水回りも変更可能ですのでキッチンやバスの位置も自由に変更できます。通常のマンションのリフォームに比べて自由にレイアウトできるのがSI住宅の魅力です。

SI住宅のメリットの三つ目は外断熱で快適なことです。
SI住宅はスケルトン部分とインフィル部分に分かれています。断熱材はスケルトン部分に属するものです。構造上、外断熱方式が採用されます。外断熱は建物全体を覆うように断熱されますので高性能なものです。

1-2.SI住宅のデメリット

SI住宅のデメリットの一つ目はリフォーム費用が高くなることです。
インフィル部分を入れ替えるため、通常のマンションのリフォームと比較しても高価になります。SI住宅はまだまだ一般的ではありません。このため、生産量が少なく、コストは高くなる傾向になります。

SI住宅のデメリットの二つ目は間取りの変更をしないと意味がなくなってしまうことです。
SI住宅はリフォームの自由度が高い分、通常のマンションよりも分譲価格が割高になります。せっかく間取りの変更ができるSI住宅を購入しても、間取り変更をしないと割高な購入金額が無駄になってしまいます。購入時点で将来のことを予測するのは難しいものの、しっかりとした計画が必要です。

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2.大規模修繕工事におけるSI住宅のまとめ

SI住宅は普及して間もないタイプの住宅です。このためSI住宅の大規模修繕工事についてのノウハウを持っている管理業者や工事業者は多くありません。業者の選定には注意が必要です。特にスケルトン部分は長寿命。計画的に修繕を行い、長く使えるSI住宅にしましょう。

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