長期修繕計画(ちょうきしゅうぜんけいかく)

大規模修繕工事の長期修繕計画とは

大規模修繕工事の長期修繕計画(ちょうきしゅうぜんけいかく)とは、マンションの性能を維持し計画的な修繕を行うための計画のことです。おおむね10年から30年程度のスパンで作成します。大規模修繕工事もこの長期修繕計画に基づいて行われる工事の一つです。長期修繕計画は国土交通省作成の管理規約モデルでも作成が義務付けられている重要な計画になります。

このページの目次

1.長期修繕計画のメリット・デメリット

国土交通省も作成を義務付ける長期修繕計画。計画的に修繕ができるようになるのはメリットです。一方で現実的な想定をしないと文字通り計画倒れになってしまいます。長期修繕計画のメリットとデメリットについての解説です。

1-1.メリット

長期修繕計画のメリットの一つ目は計画的な修繕が可能になることです。マンションの修繕には多額の費用がかかります。これを計画的に積み立て、適切な時期に適切な修繕工事をするのが長期修繕計画です。
長期修繕計画のメリットの二つ目は突発的な事象にも対応可能になることです。災害などで突発的な修繕が必要になる場合もあります。何も積み立てていないとこうした緊急の修繕には対応できません。修繕積立金を取り崩す場合もありますが、あらかじめ長期修繕計画があるため、緊急修繕の原資に使えるのです。

1-2.デメリット

長期修繕計画のデメリットの一つ目は現実離れした計画だと積立が足りなくなってしまうことです。そのマンションに即した適切な計画でないと修繕積立金が不足してしまいます。その結果、計画通りの修繕ができなくなるのです。
長期修繕計画のデメリットの二つ目は定期的な見直しが必要なことです。長期修繕計画は一度作成すればよいものではありません。定期的に見直しを行い、調整を行わないとやはり修繕積立金の不足を招きます。劣化の度合いも計画通りとは限りません。予想外に早まることもあります。こうした場合も長期修繕計画の見直しで対処することが可能です。

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2.大規模修繕工事における長期修繕計画のまとめ

長期修繕計画は大規模修繕工事の前提となる計画です。管理組合と管理会社が常時マンションの具合をチェックし、定期的に見直すことか必要になります。一方で修繕積立金の管理も必須です。修繕箇所が見つかっても修繕が満足にできない事態になります。マンションは管理を買う、ともいいます。目に見える管理だけでなく、長期的な視野に立った計画も管理の一つです。

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