防火管理者(ぼうかかんりしゃ)

大規模修繕工事の防火管理者(ぼうかかんりしゃ)とは

大規模修繕工事の防火管理者(ぼうかかんりしゃ)とは、多数の人が利用する建物において、火災の被害を防ぐために必要な業務を行う責任者のことです。防火管理者は、防火管理にかかる消防計画を作成しなければなりません。建物のオーナーや事業所の代表者など、防火管理の最終責任者である管理権原者には、消防法により、資格ある防火管理者を選任することが義務付けられています。実際、防火管理者を選任していなかったマンションで火災が起き、問題になった事例も存在します。

防火管理者の行う業務は、次のようなものです。
消火・通報また避難の訓練をすること 、消防用設備などの点検・整備をすること 、火気の使用または取扱いに関する監督を行うこと 、防火扉や防火シャッター付近に物を置かないよう監督すること 、収容人数以上の人たちを建物の中に入れないよう管理すること 、防火教育を施すこと、その他防火管理上必要な業務を行うことです。

防火管理者は、次の二つの資格を有していなければなりません。
まず、防火管理業務を行える、管理的あるいは監督的地位にあることが挙げられます。
次に、防火管理業務に必要な知識や技能を持っていることです。この知識・技能は、消防署に1年以上勤めていたなどの学識経験者でない限り、防火管理講習の課程を修了することで得られます。学識経験者であれば、受講は不要です。

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1.大規模修繕工事における防火管理者のまとめ

防火管理者の仕事のひとつに、消防用設備などの点検・整備の監督が含まれることは先にも触れました。その半年に一度の点検が、大規模修繕工事とバッティングしてしまうこともあります。 そうなると、点検・整備にも支障が生じるのです。たとえば、ベランダの避難器具の点検をしようと思っても、大規模修繕工事のスケジュール的にベランダに出られない日の場合、点検を半年後に繰り越すしかなくなります。
一方、大規模修繕工事のおかげで点検業務がしやすい状況も生まれます。工事中はベランダに物を置けないので、普段なら物が邪魔して下ろせない避難器具を下ろせて、点検しやすくなっているといった状況です。

しかし、防火管理者と大規模修繕工事の業者との間でスムーズにコミュニケーションが取れているなら、点検の日とベランダに出られない日とが重なる、といった事態を防げることでしょう。必要事項をきちんと連絡してくれる大規模修繕工事業者を選ぶことは、とても大切です。

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