大規模修繕工事のアプローチ(あぷろーち)とは
大規模修繕工事のアプローチ(あぷろーち)とは、門から玄関までの通路のことです。マンションでも一軒家でも、その家の入口で建物の顔とも言えるスペースですので、アプローチを変えるだけで、建物の印象がぐっと変わります。 マンションの大規模修繕工事において、入居者の必要に応じてアプローチを変えるケースもあります。マンションの築年数が経てば、入居者の高齢化が進むことも大いに考えられるからです。そこで、アプローチに緩やかなスロープを設置したり、救急搬送用の車が乗り入れられるスペースを確保したりするのです。
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1.アプローチの材料の種類
アプローチの舗装には材料のバリエーションが豊富にあります。タイル、石材、レンガ、砂利、枕木、コンクリート、インターロッキングブロックなどです。ここでは、タイル、石材、インターロッキングブロックについてご紹介します。
1-1.アプローチの材料の種類1:タイル
土を原料とした素材で、おもに正方形や長方形の形をしている舗装材料がタイルです。汚れが目立たないよう、色は一般的にベージュかグレーです。
耐久性と耐水性に優れているという特長がありますが、雨で滑りやすい種類のタイルもありますので、よく選ぶことが大切です。
1-2.アプローチの材料の種類2:石材
天然の石をアプローチの歩道に使うこともあります。鉄平石は大きく乱切りにしたものを敷いても様になりますし、御影石はつやつや光るのでデザイン性が向上します。
石材は硬くて割れにくいので、舗装の材料に適しています。
ただ、コストがかかるのは難点といえるでしょう。
1-3.アプローチの材料の種類3:インターロッキングブロック
インターロッキングブロックはコンクリートの一種で、コンクリートが互いにかみ合うよう組み合わせ、レンガ調にした舗装材のことです。ブロックの隙間から水が下に浸透するため水はけがよく、施工が簡単でコストパフォーマンスも優れています。
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大規模修繕支援センターで大規模修繕のことに関してお気軽に相談することが可能
2.大規模修繕工事におけるアプローチのまとめ
大規模修繕工事でアプローチを修繕すれば、マンションの高級感が増し、住民のことを考えたバリアフリーに変身し、入居率アップも狙えることでしょう。大幅な修繕工事をしなくても、舗装の材料を変えるだけでイメージチェンジに繋がり、「このマンションに住みたい」と思ってもらえる可能性が高くなります。外構にもトレンドがありますから、大規模修繕工事をいいきっかけとして、最新のアプローチにすることのメリットは大きいと言えそうです。