フッ素トップ(ふっそとっぷ)

大規模修繕工事のフッ素トップ(ふっそとっぷ)とは

大規模修繕工事のフッ素トップ(ふっそとっぷ)とは、樹脂の中で最も耐久性が高いフッ素樹脂を使用したトップコートのことです。
トップコートとは、主に防水や塗装の表面材を保護するためにトップ(一番最後)に施す仕上げ材です。
防水や塗装はそれ自体に一定の耐久性があるものの、経年により紫外線や熱の影響を受けて劣化が進行してしまうため、トップコートで保護することによって耐久性を向上することが可能です。
トップコートにはフッ素樹脂のほかに、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂があり、予算や状況に応じて使い分ける必要があります。

このページの目次

1. フッ素トップの特徴

フッ素トップは、汚れに強く耐熱性・耐候性に優れているといった特徴があり、耐用年数は10~20年程度といもいわれています。
他のトップコートに比べ価格は高くなりますが、予算があればメリットの大きいトップコートといえます。

1-1. フッ素トップの特徴1:機能性に優れる

フッ素トップに使われている「フッ素樹脂」は、親水性があり塗膜の間に雨水等の水が入り込むことで汚れを落とす性質を持っています。
フッ素樹脂は、汚れが付きにくいという特徴のほかにも、耐熱性や耐候性、不燃性、低摩耗性といった多くの特性を持っており、機能に優れたトップコートといえます。

1-2. フッ素トップの特徴2:耐久性に優れる

トップコートの耐久性は含まれる合成樹脂により決定付けられており、その耐用年数は、アクリル樹脂系トップコートで5~6年程度、シリコン樹脂系のトップコートで7~8年程度といわれています。
それに対し、フッ素トップの耐用年数は10~20程度といわれており、20年経過しても80%の光沢性能が保持される(実際は、建物の立地状況や地域性の影響を受けるため注意が必要)ともいわれており、その耐久性が最大の特徴となっています。

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2. 大規模修繕工事におけるフッ素トップのまとめ

フッ素トップは、防水や塗装面のトップコートとして、防汚性・耐熱性・耐候性などさまざまな機能を持ち、耐用年数も10~20年程度と長いため、他のトップコートに比べて価格が高いですが優れたトップコートといえます。
大規模修繕工事においては、耐用年数に優れ修繕周期のスパンが長くなるほどコストメリットが大きくなるため、予算が足りるのであればフッ素トップはメリットの大きいトップコートといえるでしょう。

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