大規模修繕工事のルーバーとは
大規模修繕工事のルーバー(るーばー)とは、細長い羽板を平行にすき間を開けて並べたもののことです。ルーバーは風が通りながらも視線を遮ることができます。このため、様々な素材で作られたルーバーが利用されているのです。
このページの目次
1.ルーバーの種類
ルーバーはその有用性から多くの用途や素材で利用されています。ガラスでルーバーを作り、ルーバー窓として利用可能です。アルミや天然木、人工木でルーバーを作れば、目隠しとしての役割を果たします。特にアルミのルーバーはマンションの受水槽を隠すために使われることもあるほどです。
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2.ルーバーのメリット・デメリット
ルーバーは細長い羽板を利用した目隠しです。目隠し以外にも風を遮らないメリットがあります。一方で暑さや寒さはそのまま伝えてしまうことがデメリットと言えます。ルーバーのメリット・デメリットについての調査です。
2-1.メリット
ルーバーのメリットの一つ目はデザイン性を向上させながら目隠しになることです。アルミのルーバーで覆われた受水槽は近未来的なデザインに見えます。マンションでは少ないながら木製のルーバーは自然の風合いを感じるものです。見た目もよくしながら内側への視線を遮ることができます。あまり見えてほしくないものを隠すには最適な部材です。
ルーバーのメリットの二つ目は風を遮らないことです。塀や壁と違って風を妨げることがありません。ルーバーの内側に風を取り込みたい場合はルーバーを設置すれば通気に問題がなくなります。
2-2.デメリット
ルーバーのデメリットの一つ目はルーバー窓の場合気密性が低いことです。以前のマンションではルーバー窓が洗面所やふろの窓にさかんに使われました。気密性を重視する近年マンションでは、ほとんど使われません。それはルーバー窓が構造上気密性の確保が難しいからです。 ルーバーのデメリットの二つ目は寒暖が防げないことです。風を遮ることがないため、厚さや寒さはダイレクトにルーバーの内側に入ってきます。ルーバーは目隠しにはなるものの風や気温差を防ぐようにはできていないのです。
3.大規模修繕工事におけるルーバーのまとめ
ルーバーは目隠しには有用な部材です。大規模修繕工事でも受水槽、倉庫といった設備を見栄えよく隠すことができます。デザインも現代的なので目立つこともありません。日差しや視線を遮ることができるルーバーは便利な部材としてますます使用されることになります。